
「リライトっていつやればいいの?どんな方法で記事を修正すればいいのか教えてほしい。検索順位を上げるためのコツがあれば知りたいな」
このような悩みにこたえます。
- リライトの方法を5ステップで解説
- リライトを行うべきタイミングを知る
- リライト記事の選び方に注意!
リライトって「いつ」「どのように」やれば良いのか判断するのって難しいですよね。
実は、リライトってやみくもに記事を修正すれば良いのではありません。
今の検索順位などの現状把握と競合分析を行った上で、サイト上にある記事から優先順位をつけてリライトすべきです。
この記事では『リライトを行うべきタイミングと記事の選び方』を紹介した後で『リライトの方法』を5ステップで解説します。
読み終えることで、リライトをする時に重視するべきポイントが分かるようになると思います。
それでは、さっそくお読みください!
目次
リライトとは? | 公開済みの記事の改善

リライトとは、今よりもさらに読者に読まれる記事にするために公開済みの記事を修正することです。
リライトはやみくもにやっても効率が悪いので、戦略的に取り組む必要があります。
ただ、誤字脱字や「てにをは」を修正するのではなく、『記事内容を分かりやすく修正したり、記事に不足していた情報を追加したりすること』をリライトと呼びます。
リライトをすることで検索順位に影響を与えるので、丁寧に記事を見直していきましょう!
リライトが効果的な時期とは?
リライトを行うべき時期は、以下の2つを意識しましょう。
①:新規記事が30本以上になってから
②:公開後1ヶ月以上経過した記事から
時期①:新規記事が30本以上になってから
ブログを立ち上げたばかりの頃は、リライトに時間をかけるよりも新規記事をドンドン作成して公開すべきです。
なぜなら、サイト上の記事数が増えてこないと検索順位が上がりにくいからです。
まずは、あなたのサイトの記事数を増やして、サイト自体の評価を上げていきましょう!
時期②:公開後1ヶ月以上経過した記事から
リライトは記事を公開してから最低でも1ヶ月以上は経過してから行いましょう。
なぜなら、公開後1ヶ月未満では検索順位が安定していないからです。
以下で解説するように、検索順位によってリライトの方針が変わってきます。
記事が完成したら、公開して1ヶ月くらいはGoogleからどのように評価されるのかゆっくりと待ちましょう。
リライトすべき記事の選び方

サイト上に記事がたまり、記事公開から1ヶ月以上が経過した記事が増えてきたら、リライトを考えましょう。
①:クリック率に注目して選ぶ
②:検索順位に注目して選ぶ
選び方①:クリック率に注目して選ぶ
クリック率を上げることで検索流入を増やす場合には、『そこそこ検索順位が上位にあるのにクリック率が少ない記事』をリライトしましょう。
検索順位が上の方にあるのにクリックされないとうことは、魅力的なタイトルをつけられていない可能性が高いです。
読者が思わずクリックしてしまうようなタイトルをつけるとともに、タイトルと本文の内容がずれないように微調整しましょう。
選び方②:検索順位に注目して選ぶ
検索順位に注目してリライト記事を選ぶ場合には、『検索結果が2~3ページ目(10~20位くらい)にある記事』を選びましょう。
なぜなら、ほとんどの読者は検索1ページ目のみから情報を探そうとするからです。
現時点で検索順位が50位の記事よりも15位くらいの記事の方がリライトで1ページ目に上げられる可能性が高いです。
くれぐれも「検索順位が低いものからリライト」ではなく、『検索結果が1ページ目に表示できそうな記事』からリライト』を心がけてください!
リライトの3つの注意点
リライトをする時には、以下の3つを気をつけましょう。
①:すでに検索上位の記事を大幅修正しない
②:記事内容の伝わりやすさを重視する
③:不要なコンテンツを削除する
注意①:すでに検索上位の記事を大幅修正しない
リライトしようとしている記事が狙ったキーワードでの検索結果の1ページ目に表示されている場合には、大幅な修正は控えましょう。
リライトにより修正を加えることで、逆に『検索順位を下げてしまう』可能性があることが理由です。
リライトに関しては、現状の検索結果が2ページ目以降の記事に注力する方が効率が良いと思います。
注意②:記事内容の伝わりやすさを重視する
リライトのために記事に新たな内容を追加することで、記事全体が冗長になってしまうことも多いです。
情報量が増えることで内容が網羅されるのは良いことですが、あまりに長すぎる記事だと読者は途中で離脱してしまいます。
Googleは『ユーザーにとって役に立つコンテンツを高く評価する』と言っているように、読者ファーストな記事に仕上げるべきです。
内容が多くなりすぎるようなら、記事を2つに分けて一部は内部リンクで飛ばすようにするとスッキリするかもしれません。
注意③:不要なコンテンツを削除する
記事数が増えてくると内容が重複する記事や、読者にとって価値の低い記事が出てくることもあります。
そういった場合には、思い切って不要な記事を削除するか、記事を統合するかといったことを検討しましょう。
重複コンテンツの削除によりGoogleからのサイト全体の評価が上がることで、個々の記事の検索順位も上がることがあります。
リライトの手順【5ステップで解説】

ブログ記事のリライトは、以下の5ステップで進めていきましょう。
①:現状把握
②:リライト記事の選定
③:競合調査
④:リライトする
⑤:リライト内容を残す
ステップ①:現状把握
まず、公開済みの記事の現状を把握しましょう。以下の4つは確実にチェックしてください。
- 検索キーワード
- 検索順位
- クリック数
- 表示回数
リライトのための現状把握で最も重要な『狙った検索キーワードに対する検索順位』です。
検索ワードに対する順位はGoogle Search Consoleを利用すればすぐに分かります。
しかし、Google Search Consoleでは1つ1つの記事を手動でチェックしなければいけないので、記事数が30を超えてくると現実的には難しくなります。
検索順位チェックツールGRCは狙った検索キーワードを登録しておくだけで、毎日、一括して検索順位をチェックしてくれます。
ブログ運営に有料ツールを使うなら、GRCのような時短ツールを導入して記事執筆の時間を捻出すべきです。
僕は副業でブログに取り組んでいるので、ブログにかけられる時間を捻出するためにもGRCの導入は有意義でした!
検索順位チェックツールGRCは無料でお試し利用ができるので、使い勝手を確認してみましょう。

GRCに記事のURLと検索キーワードを登録しておくと、一括して検索順位を取得してくれます。
ステップ②:リライト記事の選定
優先してリライトすべき記事は以下の基準を満たすものです。
・記事が公開されて1ヶ月以上経過
・検索順位が10~30位
・上位表示するメリットが大きい内容
特に、狙ったキーワードで検索結果の2~3ページ目に表示されている記事は積極的にリライトで順位UPを目指しましょう。
なぜなら、検索結果の1ページ目に入れる可能性がある記事であり、1ページ目に食い込めれば多くの検索流入が期待できるからです。
ステップ③:競合調査
リライトする記事で狙っているキーワードで上位表示されている記事(競合サイト)を確認しましょう。
なぜなら、現時点で上位表示されている記事はGoogleから良い評価を受けている証拠だからです。
具体的には競合サイトの『記事構成』『文字数』『画像』などを総合的にチェックして、自分の記事に足りないものを見つけましょう。
可能であれば、競合調査の上で競合サイトを超える付加価値を記事内に入れ込めると良いと思います。
ステップ④:リライトする
現状把握や競合調査などから見えてきた記事内容の追加や修正を行います。
記事に情報を追加する場合には、簡潔に分かりやすく追記するようにしましょう。
リライトによって検索順位が上がったとしても、読みにくい記事で読者が最後まで読まずに離脱してしまうようでは意味がありません。
リライトをする時には『内容の充実』と『読者の読みやすさ』の両方を満たすように修正しましょう。
ステップ⑤:リライト内容を残す
リライトした内容はスプレッドシートに修正の前後が分かるように記録しておきましょう。
なぜなら、修正記録を残すことで、リライトの効果検証がしやすくなります。
具体的には『どの部分を・どのようにリライトしたら順位に変化があったのか』ということを理解すれば、次回以降のリライトに活かすことができます。
特にブログ初心者のうちはリライト後の順位変動をGRCなどを使って追うことで、Googleに評価されやすい書き方の法則が見えてくると思います。
まとめ:リライトで検索順位を上げよう!
この記事では『効率的にリライトをする方法』を解説してきました。
リライトの手順:5ステップをもう一度紹介します。
①:現状把握
②:リライト記事の選定
③:競合調査
④:リライトする
⑤:リライト内容を残す
リライトを効率的に実施するためには、リライト記事を的確に選定することが重要です。
そのためには現在公開している記事がどのようなキーワードで検索順位がどのくらいなのかを把握する必要があります。
検索順位は1つ1つ手動で確認することもできますが、記事数が増えてきたら検索順位チェックツールGRCを使って時間を有効に使いましょう。
特に副業ブロガーの人は、時短で記事作成の時間を捻出してドンドン書きましょう。ツールの導入で「時間」を買うイメージですかね。
効率的にリライトすることで読者にとって有益な記事を作成できれば、結果的に検索順位UPにつながっていきます!