
「ビットコインって最近よく聞くけど、何やらよく分からない。すごく儲かっている人もいるみたいだけで、何から手をつけたらいいのかな?」
こういったテーマで記事を書いてみます。
- ビットコインの基礎知識
- 初心者におすすめのビットコイン投資法
- 【3ステップ】ビットコインの始め方
ここ数年でブームを迎えている仮想通貨。ビットコインは仮想通貨の元祖ともいわれており、現在では『仮想通貨といえばビットコイン』ともいえる位置づけです。
ビットコインが世間に認知されるようになったのは2017年頃。1月に10万円台で取引が開始されたビットコインが、12月には230万円台と20倍以上の値上がりを記録しました。

「さらに、2021年では、1月に330万円台だったビットコインが、11月には730万円台まで値を上げています」
これをバブルだという人もいます。でも、実は「まだまだ上がる」という投資家がたくさんいるのも事実。
今や、ビットコインは怪しい仮想通貨ではなく、投資商品として受け入れられまでに成長しました。
目次
ビットコインの基礎知識

ビットコインの購入前に、基本的な知識を身につけておきましょう。
ビットコインとは?
ビットコインとは仮想通貨の1つであり、以下のような特徴があります。
- ネット上で使える「デジタル通貨」
- 世界中で使用できる「国際通貨」
- 管理者をもたない「分散型通貨」
それぞれについて、解説します。
ビットコインは、500円玉や1万円札のような紙幣や硬貨がない、ネット上で使用できるデジタルなお金です。
SuicaやPayPayなどの電子マネーと同じような性質も持っています。
「ウォレット」と呼ばれるバーチャルな財布にビットコインを入れて持ち歩くことができ、ビットコインでの支払いに対応している店舗なら実際の生活での決済も可能です。

「実際、日本でも仮想通貨を使って買い物ができる店が出てきています!」
現在、日本ではDMM.comやビックカメラ、メガネスーパーなどの全国で300件以上の企業がビットコイン決済を導入しています(2022年3月)。
日本では日本銀行、アメリカではFRBなど、各国の中央銀行は通貨を発行して景気や金利に影響を与えています。
一方で、ビットコインは特定の国や組織が発行しているわけではないため、国によるコントロールを受けません。
なので、国がビットコインの受け入れ体制さえ取り入れれば、世界中どこでも同じように使用することができます。

「海外旅行に行くときに通貨を変えなくても、スマホで仮想通貨決済することで現地で買い物ができる日がくるかも?」
2021年からエルサルバドルがビットコインを法定通貨に採用したことも記憶に新しいですね。
管理者のいないビットコインは、ネットワークに参加している人たちが自分たちで運用しています。
楽天ペイなら楽天が一元管理していますが、ビットコインは運営会社をもたずにメンバー同士の承認によって運用されおり、極めて民主的な通貨です。
ブロックチェーンという技術の上ですべての取引が公開されるため、データの改ざんなどができず透明性が担保されています。
ブロックチェーンとは?
ブロックチェーンとは、取引履歴を1つのブロックにまとめて記録し、それを鎖のようにつないでいく技術です。
すべての取引が公開されることで不正取引を防止し、取引の記録は高度な暗号化技術を用いて改ざんできないようになっています。
以下で少し噛み砕いて解説しますね。

ビットコインの取引はすべてオープンになっています(Blockchain)。
しかし、この段階の取引は「未承認」の状態であり、10分ごとに「ブロック」にまとめて一括して承認する仕組みとなっています。
そして、承認されたブロックは、すでに承認済みのブロックがつながっている「チェーン(鎖)」に追加され、これで初めて取引の成立となるわけです。
勘違い:ビットコインはハッキングされる?

「2014年のマウントゴックス事件みたいに、ハッキングされちゃうんじゃないの?」
マウントゴックス事件とは、仮想通貨の取引所マウントゴックス社のサーバーがハッキングされてビットコインを中心に115億円相当が流出した事件です。
この事件をうけて、「ビットコインは危険」といわれることが増えましたが、危険なのはセキュリティの甘い「取引所」です。
ハッキングのリスクがあるのは取引所
要するに、危険なのはビットコインではないということです。
取引所のハッキングから資産を失うリスクを下げるためには、セキュリティ対策がしっかりとした取引所を利用することが大切。

「取引所は、必ず『二段階認証』を利用しましょう!」
ウォレットとは、マーケットなどで買い物をするときに、仮想通貨を入れて持っていくためのものです。
- 仮想通貨取引所:銀行
- ウォレット:お財布
上記のようなイメージです。
ウォレットを作るときにも、「パスワード」や「シークレットリカバリーフレーズ」を絶対に誰にも教えないようにしましょう。

「特に、シークレットリカバリーフレーズは誰かに知られてしまうと、中身を全て抜き取られちゃう危険性があります!」
初心者におすすめのビットコイン投資法

短期トレードは避けて、売らずにホールドし続けるのが良いと思います。
おすすめの投資法=ガチホ
ガチホとは、ガチホールドの略で「円に戻して利益を確定せず、仮想通貨のままずっと持っていましょう」という話です。
ビットコインは値動きが大きいので、「今、円に戻したほうがいいのでは!?」と心配になる場面が何度もあると思いますが、基本はガチホです。

リスクヘッジとして積立投資をしておくと良いかなと思います。
積立投資とは、同一の金融商品を毎月一定額(自分で決めた額)を買い付けていく方法です。
簡単にいうと、ビットコインの価値が上がっている月でも、下がっている月でも毎月5日に一定額を淡々と買い増していく感じですね。

「将来的に成長すると思われる産業への投資として有効な戦略だと思います」
このあたりは、「ドルコスト平均法」を学ぶと理解が深まるはずです。オススメは以下の書籍です。

分散投資のポートフォリオに組み込もう
「円」の価値が下がるリスクに備えて、ドルやユーロなど他の通貨をもっているとリスクヘッジになりますよね。
最近では、つみたてNISAを利用して米国株などを資産のひとつとしている人も多いのではないでしょうか。
》【重要】株などを買ったことがない人に「投資の始め方」を解説【つみたてNISAの話】
僕の場合、自分の貯金(お小遣い)は以下のようなポートフォリオで運用しています。
- 円:50%
- 米国株(投資信託):20%
- EU株(投資信託):20%
- ビットコイン:10%
ビットコインの割合は少ないですが、少額から可能性にかけられるのも魅力のひとつかと思っています。将来的に価値が跳ね上がれば、僕のお小遣いも跳ね上がる感じです。
ちなみに。投資信託もビットコインもガチホしていて、これまで一度も円に戻したことはありません。10年後、20年後くらいを楽しみに積み立てています。
【堅実】3ステップで始めるビットコイン

以下の3つのステップで始めましょう。
- ステップ①:仮想通貨の勉強
- ステップ②:口座開設
- ステップ③:ビットコインの購入
ステップ①:仮想通貨の勉強
ここが一番大切。「仮想通貨」や「ビットコイン」について勉強しましょう。
なにも勉強せずにとりあえず買ってみるというのはリスクが高い。まずは仮想通貨の価値やブロックチェーンの価値を学びましょう。
こういった基礎学習として、僕が読んだ本は以下です。
ステップ②:口座開設

ある程度の基礎学習が終わったら、仮想通貨取引のための口座を作りましょう。
僕のオススメはbitFlyerです。理由は、サイトが使いやすく初心者でも扱いやすいからです。

ステップ③:ビットコインの購入
メニュー画面で買いたいビットコインの額を入力すると、必要な日本円が自動的に表示されます。
例えば、1BTC=700万円のときに、「0.001BTC」と入力すれば7,000円、「0.0001BTC」と入力すれば700円で購入できます。
仮想通貨を購入する場所には「販売所」と「取引所」があります。
ビットコインを買う時には、必ず『取引所』で購入しましょう。販売所で買うと高いので。

bitFlyerなら「ビットコインをもらう」という機能を利用して、お金をかけずにビットコインをGETできます。
例えば、「ビットコインをもらう」のサイト経由で年会費無料のクレジットカード(楽天カードやPayPayカード等)を申し込むと、ビットコインがもらえます。
無料ではないですが、「楽天の各種サービス」とか「じゃらん」、ふるさと納税の「さとふる」などをサイト経由で利用すると購入金額するとビットコインでキャッシュバック!

「普段から『楽天』などを利用している人なら、普段の買い物でビットコインがもらえますよ!」
今すぐ口座開設だけでもやっておきましょう。
以下の記事で、完全初心者でも迷うことなくbitFlyerで無料で口座開設できるように解説しています。ぜひ、トライしてみてください。
