
「投資って、株とか仮想通貨とかでしょ?ちょっと怪しいし怖いな」
実は、僕も数年前までは上記のように思っていました。
でも、書店でたまたま手に取った「お金の大学」をきっかけに『お金』について学び始めたことで、投資に対する誤解が解けました。
投資に関して無知すぎて、怖い
こんな状態だったんですね。
僕と同じような状態の人に読んでいただけたらと思って書いてみました。
目次
投資の始め方を解説

以下のステップで投資すべきです。
- ステップ①:お金の知識を学ぶ
- ステップ②:少額おためし投資する
- ステップ③:放置できる投資にする
順番に解説しますね。
ステップ①:お金の知識を学ぶ
お金は大切です。まずはちゃんと勉強しましょう。
人によっては「若いうちから投資なんてしなくていい」と言う人がいますが、僕は少しでも早く始めれば良かったと後悔しています。
何も知らない若かりし日の僕は、「投資=株=ギャンブル」みたいに思っていたんですよね。株を買って、チャートをガン見しつつトレードするようなイメージ。
でも、実際に僕がやっている投資は、短期間で一喜一憂するようなやり方ではなく、20年くらいの長期スパンでコツコツと積み立てていくようなやり方です。
どのような運用をすれば安心して資産形成ができそうか、まずは書籍から学びましょう。何もしらないと「投資詐欺」にひっかかってしまうかもしれないですからね。
僕はこのあたりの本で学びました。3冊くらい読むと、大体の知識がついてくると思いますし、この類の本なら大体は同じようなことが書いています。
これらの本を読んでいただくと分かると思いますが、つまりは「インデックス投資」をしましょう、ということです。
ステップ②:少額おためし投資する
基本的なことが分かってきたら、まずは少額を投資してみましょう。実際にやってみるとイメージが変わると思います。
今だったらSBI証券とかで『つみたてNISA』から始めるといいですよ。100円から積み立てができて税金も免除ですから、お試しにはピッタリです。
とはいえ、100円だと値動きが分かりにくいので、月1万円くらいから積み立てると勉強にもなると思います。
つみたてNISAとは?:政府が指定した少額からの長期積立投資に適した投資信託の中から選択して毎年40万円を上限として積み立てる。通常利益分にかかる税金が、20年間課税されないのが特徴。
要するに、優良な投資ファンドに税金を気にすることなく積み立てられるというわけですね。

自分の許せる範囲で積み立てつつ、経済ニュースを読むようにしましょう。
例えば、「S&P500」に投資しつつ、アメリカ経済のニュースをみていると、株価の値動きと社会情勢の関係が分かってきておもしろいです。
僕の場合は、アメリカ経済は基本的には伸びていくと考えていますので、S&P500(上図)をメインに投資しています。
「なんだか難しそう…」って思うかもですが、実際にやってみると拍子抜けするくらい簡単です。
ステップ③:放置できる投資にする
投資を始めたら値動きが気になって毎日数時間ごとにチャートを確認するような投資方法はやめたほうがいいです。
基本的には「これで行こう!」と決めたら5年、10年と放置できるように組めると良いと思います。そのために、以下が大切かと。
- 余剰資金で投資する
- リスクを分散する
最悪、投資した金額がなくなっても生活はできるような金額で投資しましょう。
とはいえ、投資したお金が数日のうちに無くなってしまうようなことにはならいと思いますが、投資には少なからずリスクが伴います。
いくら余剰資金だといっても悲しくはなりますが、絶望までいかないような金額で積立てると良いと思います。
このあたりは、先ほど紹介した書籍で解説されているので、ぜひ1度は読んでみてください。
簡単にいうと、色々なところに投資することで、その中のいくつかが倒れてしまったとしても、他の投資先である程度カバーできるようにしておくイメージです。
投資で稼ぐというより、投資でお金を守る
上記のような投資の仕方でお金を稼いで「投資だけで生活する」というのは、たぶん無理です。
投資で得た利益だけで生きているような人は、だいたい大金持ちです。大金を投資にまわして、利益を得ています。

多くの人は、「円」しかお金をもっていないのではないでしょうか?当たり前のように感じるかもですが、今後は「円」のみだとちょっとリスキーだと思います。
たとえば、ここ数年は『円安』が加速しています(上図)。要するに、円の価値が下がってきているわけですね。
こうなると、100万円の貯金があっても5年後には円の価値が下がって90万円分の価値しかなくなった、といった事態になる可能性だってあります。
自分の資産を「円」以外にも分散しておく
そういった意味でも、米国株などに投資しておくことで「お金を守る」ということにもつながるわけです。
とりあえずつみたてNISAを始めて、勉強しつつ、稼ぐ力を身に着けよう

つみたてNISAとiDecoを始めておくだけでも、かなりリスクヘッジになると思います。
とりあえずつみたてNISAを始めよう
僕はSBI証券を利用しています。理由は以下の2点。
- 100円から投資信託を購入できる
- 投資商品のラインナップが豊富
今となっては、毎月3万円程度の積み立てをしていますが、僕も最初はオッカナビックリで「つみたてNISA」を始めました。なので、100円という少額から始められるのが良かったです。
あと、商品ラインナップが豊富で、「SBI・V・S&P500インデックスファンド」や「eMAXIS Slim」シリーズ」など王道の投資信託が用意されていたのが決め手になりました。
SBI証券でのつみたてNISAの始め方
以下の4ステップで始められます。
- ステップ①:必要な書類などを準備
- ステップ②:証券総合口座を開設
- ステップ③:つみたてNISA口座を開設
- ステップ④:取引スタート
基本的には、SBI証券のホームページの案内に沿って手続きを進めれば、迷うことなく口座開設できると思います。
ここでは、大まかな流れだけ解説しますね。
口座開設には以下が必要です。
- 振込先金融機関口座
- 本人確認書類
- 個人番号記載書類
申込みは『マイナンバーカード』があればスムーズにできます(通知カードで対応する場合には、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類が必要)。

口座開設の手続きは「Web」と「郵送」が選べますが、Webサイトでの口座開設の申し込みが楽だと思います。
「口座開設お申し込みフォーム」に必要項目を入力して、本人確認書類をスマホで撮影して送信するだけで完了です。
SBI証券のつみたてNISA口座は、証券総合口座と同時に申し込みができます。
証券総合口座の申し込み画面で「つみたてNISAを申し込む」をチェックするだけ。
SBI証券の証券総合口座と、つみたてNISA口座が開設されると登録したEメールアドレスに完了通知が届きます。
口座開設が完了したら、WEBサイトにログインして取引を開始しましょう。
勉強して、稼ぐ力を身に着けよう
こんなに簡単で、運用に有利なつみたてNISA。以下のように利用者数が増えているようです。
・2019年末:95万口座
→2020年末:172万口座
→2021年末:339万口座
https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/files/nisajoukyou/nisaall.pdf
特に、20~30歳代での口座数が多いとのこと。とはいえ、20~30歳代が約2600万人なのに対してNISA口座数は約300万。大体10人に1~2人しか利用していないことになります。
僕もそうでしたが、「金融」「株」「投資」に関して無知だから手を出せない…、という人が多いのではないでしょうか。
その点、つみたてNISAはリスクが高くない投資だと思います。
2021年末のつみたてNISA口座における投資未経験者は87.2%
この事実からも、つみたてNISAが初めての投資に利用しやすいことが分かりますよね。
稼ぐ力をつけるには、お金に関する知識が必須。そして、お金に関する知識は、実践しながら学ぶのが最も効率的だと思います。
ちなみに、僕はつみたてNISAを始めて3年ほどですが、すでにプラスの利益が出ています。最初に設定してあとは放置しているだけなのに、です。
子どもが成人したあとの妻との旅行資金になればと、今後もコツコツ運用していくつもりです。