
「ライターとして副業収入を得るために、読みやすい文章を書けるようになりたい。ライティングってどうやって学べばいいのかな?」
こういった疑問におこたえします。
- 読みやすい文章のライティング術を3つ紹介
- 「ライティング=個人で稼ぐスキル」となる
- ライティングは独学だけでは限界がある
読みやすく文章を書くことって難しいですよね。
実際、僕自身も文章を書くことは苦手でした。
実は、読みやすい文章をかくためのライティングには『誰にでもすぐに実践できるコツ』があります。
この記事で紹介する3つのライティング術を意識するだけで、すぐに読みやすさをアップさせることができます。
ライティングをきちんと学んだことのない初心者でも分かりやすく解説しますので、最後までお読みください。
目次
読みやすい文章のライティング術3選

結論、以下の3つを意識して書くだけで読みやすい文章ができあがります。
- シンプルな文章を書くべし
- 「型」に当てはめて書くべし
- ルックスの良い文章を書くべし
以下で3つの「書くべし」を解説します。
術①:シンプルな文章を書くべし
「シンプルな文章」=「読みやすい」となります。理由は以下の2つです。
- 内容が伝わりやすい
- リズムが良くなる
シンプルで短い文は「主語」と「動詞」が近づくため、読者の内容理解を助けます。
短い文で作られた文章にはリズムが生まれるので、読者は心地よく読み進めることができます。
短く削って簡潔に
省いても文の意味が変わらない言葉は削りましょう。
たとえば、以下の文章をみてください。
修正前×:
改善点を探して見つけるためには、失敗というものを、丁寧に振り返ることで、原因は何だったのかということを探ることが重要です。(59文字)
修正後〇:
改善点の発見のために、失敗の原因を探索することが重要です。(28文字)
「~というものを」という言い回しを削除しました。加えて、「探して見つける」を「発見」、「何だったのかということを探る」を「探索」というように単語で表現しています。
59文字あった文を半分以下の28文字まで減らすことに成功しました。
修正後の短い文の方が分かりやすくリズムが良いと感じませんか?
ワンセンテンス・ワンメッセージ
ひとつの文にはひとつの内容のみ含めるようにしましょう。
たとえば、以下の文をみてください。
修正前×:
講習会は12月10日の13時から、仙台市の市役所1階の会議室で、市内の保育園の先生が集まって、来年度の集会について話し合います。
修正後〇:
講習会は12月10日13時から行います。会場は仙台市役所1階の会議室です。市内の保育園の先生が集まります。来年度の集会について話し合います。
内容は全く同じですが、1文ずつ区切った方が伝わりやすいですよね。
1つの文に複数の内容を盛り込むと、読者は混乱しやすくなります。
読み返さなくても理解できる文を作ることが大切です。そのために、短く明確な文を作りましょう。
術②:「型」に当てはめて書くべし
相手に伝わりやすく文を書くための「型」が存在します。
「型」に当てはめて書くことのメリットは以下のとおりです。
- 書く順番に迷わない
- 結論がはっきりする
- 説得力が増す
- 文章の過不足が生じにくい
ここでは、有名で使いやすい以下の2つの「型」を紹介します。
①:PREP法
②:BEAFの法則
PREP法

説明力・説得力を高めたいときはPREP法が最適です。
なぜなら、PREP法では「結論」を2回も書くため相手に明確に伝わるからです。
PREP法は以下の順序で文章を作ります。
- P(Point):結論「〇〇の結論は△△です」
- R(Reason):理由「その理由は・・・だからです」
- E(Example):具体例「例えば、・・・などがあります」
- P(Point):再度結論:「したがって、〇〇は△△です」
このように、結論を強調したい内容ではPREP法を使うと効果的です。
プレゼンやブログ記事などで使いやすい「型」だと思います。
BEAFの法則

BEAFの法則は、商品が売れる文を作るための法則です。
- B(Benefit):購入メリット
- E(Evidence):根拠
- A(Advantage):競合優位性
- F(Feature):様々な特徴
読者の購買意欲を高めたい時に用いるのが効果的で
たとえば、以下のように文を作ります。
ロボット掃除機「ルンバ」を買ってから、家族の会話が増えました(購入メリット)。
夫婦共働きで平日は朝も夜も時間に追われる生活でしたが、今は掃除を「ルンバ」がやってくれるので朝は夫婦でコーヒーを楽しめています(根拠)。
「ルンバi7+」は自動でゴミ捨てをしてくれる機能があります。これにより、平日の掃除は全て「ルンバ」にお任せできるのです(競合優位性)。
自動充電、落下防止、進入禁止設定、スケジュールなど、他のロボット掃除機についている機能は大体兼ね備えています(様々な特徴)。
なにより「時間を買える」のでおすすめです。
物販のアフィリエイト記事などでは、BEAFの法則に当てはめた文章も多いです。
あなたの記事の読者が、どんなBenefit(購入メリット)を欲しがるかを想像して書きましょう。
術③:ルックスの良い文章を書くべし
文章の内容はもちろんですが、見た目も重要です。
なぜなら、SNSやブログ記事などではパッと見た時に「読みやすそう」と思わせなければ、読者は離れていってしまうからです。
ルックスの良い文章を書くためには、以下の2点を意識しましょう。
- 「余白」でルックスを整える
- リズムの良い文章にする
「余白」でルックスを整える
紙面や画面の「白い部分」、すなわち「文字や画像がない部分」を作ることが大切です。
余白を作ることで読みやすい文章となり、読者の負担を減らすことができます。
文章に余白を作るために、以下の3つに気を付けましょう。
- 行間を空ける
- 空白行を入れる
- 漢字とひらがなのバランスを考える
行間は文字サイズの0.5文字分程度が読みやすいといわれます。
空白行とは何も書いていない行のことで、内容の区切りごとに挿入すると良いでしょう。
漢字が多いとギュッと黒い部分が増えるので、漢字:ひらがな=3:7くらいを目安に文章を作ると良いと思います。
リズムの良い文章にする
リズムの良い文章とは「すらすら読める文章」のことです。
句読点の位置や改行のタイミング、漢字とひらがなのバランスによって「文章のリズム」は変わってきます。
文章が完成したら、音読してリズムを確認してみましょう。
リズムの良し悪しはひとそれぞれ感じ方が違いますが、少なくとも読みあやまる場合には文の表現を改善するべきです。
一般文章と論文ではライティング術が異なる

ここまで、ブログ記事などではPREP法やBEAFの法則のように結論を最初に伝えるべきと解説しましたが、論文では書き方が異なります。
論文は「序論→本文→結論」が鉄則になります。
なぜなら、論文では「結論」に行きつくまでの論拠(証拠)がきちんとそろえられているかが重要だからです。
序論で提示した問題点について、本文で原因を分析し、結論で解決策を示すのが最善の流れになります。
ライティング術を学ぶメリット

ライティング術を学ぶメリットは以下のとおりです。
- 情報収集能力の向上
- コミュニケーション能力の向上
- 稼ぐスキルにつながる
メリット①:情報収集能力の向上
伝わりやすい文章を書くためには、内容について書き手が良く知っている必要があります。
そのため、1つの記事を書くためにたくさんの情報を収集して読み込みます。
最初は時間がかかると思いますが、だんだん「どこにどのような情報があるのか」ということが分かり、「読み込むべき情報のありか」にすぐに気づけるようになります。
たくさんの知識をもつことも大切ですが、「情報の調べ方を知っている」ことはどんな仕事をする上でも重要なスキルとなるはずです。
メリット②:コミュニケーション能力の向上
メールやSNSなどのテキスト・コミュニケーションが近年では盛んになってきています。
仕事の依頼や受注などもメールで行うことが増えています。
読みやすい文章を書ける人は第一印象を良くすることができます。
また、内容が伝わりやすく、コミュニケーションが円滑に進むため、信頼を寄せてもらえることも増えるでしょう。
ライティング術を学ぶことで、話すときの台本が瞬時に頭に浮かぶようになるので、プレゼンなどでも役に立つはずです。
ライティング術はビジネスで使うコミュニケーション能力を効率良く上げることができるため、社会人の学びたいスキルで常に上位にあります。
メリット③:稼ぐスキルにつながる
ライティングの能力は、それだけで個人で稼ぐスキルとなります。
例えば、ブログ記事で商品やサービスを紹介してアフィリエイト報酬を得たり、Webライターとして記事を書いて納品することで対価を得たり。
今すぐにライターとして稼ぐ予定がなくても、上記のようにビジネス全般で役に立つスキルですし、いつか個人で稼ぐスキルとして役立つ日がくるかもしれません。
ライティング術は社会人なら絶対に学んでおいて損がないスキルだと思います。
ライティング術の学び方

上記のようにメリットの多いライティングですが、どのように学べば良いのでしょうか。
学び方は以下の2つです。
- 書籍で独学する
- スクールで学ぶ
個人的には「稼ぐスキル」として身につけたいなら『スクール』を利用すべきだと思います。
実際に稼がれている人から、稼げるライティング術を学んだ方が効率的だからです。
また、スクールで学んだあとも何を学べば良いのかが明確になるため独学もしやすくなります。
学び方①:書籍で独学する
書籍で独学するなら、まずは以下の本をおすすめします。
基本となるライティング術を身につけてから、あなたが書きたい分野のライティング術を深めていけるとよいでしょう。
学び方②:スクールで学ぶ
ライティング術を学べるスクールはたくさんありますが、「稼ぐスキル」として身につけるならWebライティングをおすすめします。
本を執筆して販売するのは難しくても、Webライティングで稼いでいる人はわりといるからです。それだけWebライティングはハードルが低く、稼ぎやすい領域です。
ライティングだけに特化して学びたい場合にはEnthrallやWritingHacksなどのスクールを利用するのもひとつの方法です。
まとめ:ライティングを学んで伝わる文章を書こう
この記事では『読みやすい文章を書くためのライティング術』をテーマに解説してきました。
ここまでをまとめます。
- シンプルでルックスの良い文章を書くべき
- 「型」に当てはめて書くと読みやすくなる
- ライティング術を学べば個人で稼げる
こんな感じです。
ライティングのスキルを磨くには、当たり前ですが「実際に文章を書いてみること」も必要です。
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