
「NFTアートを作ってみたいな。作成できるアプリとかあるのかな?初心者でも簡単に作れるオススメのアプリを教えてほしい」
こういった悩みにこたえます。
- 【初心者向け】NFTアートの作成アプリ5選
- NFTアートを出品する方法
- NFTアートを出品する際によくある疑問
ここ最近、NFTアートが注目されるようになり、個人でもNFTアートで稼ぐ人が増えてきました。
最近では、Crypto Ninja Partnersが1ETH(約16万円)でバンバン取引されていたり、CoolGirlNFTが10ETH(約160万円)で取引されるなど、日本市場でもかなり盛り上がっています。
こうした状況を見て、「自分もNFTアートを売ってみたい!」と思っている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、「NFTアートを作るためにオススメのアプリ」と「NFTアートの出品の仕方」を初心者にも分かりやすく解説します。
ぜひ、NFTアートを出品してみましょう!
目次
NFTとは?【所有者情報が刻まれたデジタルデータ】

NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、「非代替的なトークン」という意味です。
NFTとは?
NFTとは、ブロックチェーン上に所有者情報が記されている、他のものに代替することのできない唯一無二のデジタルデータといえます。
NFTの登場により、これまで制限なくコピーが可能だったデジタルアートに所有者情報が付記できるようになったことで、デジタルアートに価値がつくようになりました。
NFTが注目される理由
NFTが注目されている理由は以下のとおり。
- デジタルデータの所有が明らかになる
- 「投機商品」としての価値がある
- ロイヤリティが設定できる
要するに、デジタルデータが価値を持ったことで、人気のある作品は価値が上がるなど投資の対象となりました。
また、ロイヤリティといって、作品が二次流通(転売)された場合に、設定したパーセンテージの報酬がクリエイターに入ります。
「転売されればされるほど、クリエイターが儲かる」といった今までにない画期的なシステムというわけですね。

「デジタルアートに命が吹きこまれたようで革命的!」
NFTアート作成のためのアプリ【初心者にオススメの5選】

さっそく、NFTアート作成のための初心者にオススメのアプリを紹介していきます。
- 8bit painter
- pixelable
- ibis paint X
- Medi Bang Paint
- illustrator

「順番に紹介していきます」
アプリ①:8bit painter

写真やイラストをインポートすれば、ドット絵に変換してくれる機能があります。
ゼロから自分で描くのが大変な人は、まずはこのアプリから始めてみては?
無料で使えるので、まずはお試しで描いてみましょう。
アプリ②:pixelable

ドット絵を描く際に、直感的でストレスなく描けることが追求されたアプリ!
背景と被写体を別々に描くこともできます。描けるのはドット絵ですが、細やかに描きたいひとにオススメです。
こちらも無料で使えるので、ドット絵を描く人はぜひ試してみてください。
アプリ③:ibis paint X

シリーズ2億ダウンロードの大人気本格お絵かきアプリ!
素材やフィルターが豊富。初めてデジタルアートを作成する人でも雰囲気のあるイラストが描けます。
無料で使えるので、使って使用感を確かめてみてください!
アプリ④:Medi Bang Paint

全世界で4000万回以上ダウンロードされているイラスト/マンガ制作用のペイントアプリ!
描画ツールがかなり豊富。デジタルアートを書いたことがある人なら、十分に使いこなせると思います。
こちらも無料なので、ぜひ試してみてください。
アプリ⑤:illustrator

こちらは本格派のアプリ。有料の描画ツールになります。
プロも使用しているツールであり、描画に関して出来ないことはほぼないですね。
少し高価ですが、無料アプリで物足りなくなってきた人は検討してみても良いかもです。
NFTアートの出品方法

NFTを出品する方法は以下の3ステップ。
- ①:仮想通貨取引所で口座開設
- ②:イーサリアム(ETH)を購入
- ③:MetaMaskでウォレットを作成
- ④:MetaMaskにイーサリアムを送金
- ⑤:OpenSeaにウォレットを接続
- ⑥:OpenSeaでコレクションを作成
- ⑦:作成したデジタルアートをNFTにする
- ⑧:ウォレットに登録されたNFTを出品する

「順番に解説していきますね」
①~⑤:口座開設~OpenSeaウォレット接続まで
「①:仮想通貨取引所の口座開設」から「⑤:OpenSeaにウォレット接続」までは、NFTの買い方と同様です。
詳しくは、以下の記事で解説しているので、読みながら進めてください。

⑥:OpenSeaでコレクションを作成
「⑤:OpenSeaにウォレット接続」まで終わったら、OpenSeaでコレクションを作成しましょう。

まず、OpenSeaのホーム画面から【My Collection】をクリック。
その後、移動したページで【Create a collection】をクリックしましょう。

上記のようなコレクションの内容を入力するページにうつります。必要情報を入力してきましょう。
- Logo image:350×350で画像を入れる
- Name:コレクションの名前
- Category:Art(アート)を選択
- Creator Earnings:ロイヤリティを設定
- Blockchain:利用するチェーンを選択

「これで、あなたのコレクション設定は完了です」
⑦:作成したデジタルアートをNFTにする

やり方は簡単。OpenSeeのトップページの【Create】をクリックしましょう。

「Create new item」というページになるので、作成したアートをアップロードします。
名称などの必要事項を入力していきます。
- Name:作者の名前
- Description:作品の概要
- Collection:先ほど設定したコレクションを選択
- Properties, Level, Stats:特徴やレベルなどを設定
- Brockchain:利用するチェーンを選択

「上記は後から変更することもできます」
⑧:ウォレットに登録されたNFTを出品する
ここまでできたら、いよいよ出品していきます。

上記までが完了すると、作品ページの右上に「Sell(売る)」と表示されるようになります。
その後、販売価格を設定すれば出品完了です。
ちなみに、初回の出品の場合にはガス代がかかります。そのため、ウォレットにはイーサリアム(ETH)を入れておきましょう。
NFTアート販売に関するよくある疑問

NFTアート販売に関して、よくある3つの疑問にこたえます。
- NFTアートを出品するのに資格は必要?
- NFTアートの出品に費用はかかるの?
- NFTアートの出品は未成年でもOK?

「順番に解説しますね!」
NFTアートを出品するのに資格は必要?
NFTアートの出品に資格は必要ありません。そもそも、NFTアートは「匿名&アイコン」で出品できちゃいます。
ただし、NFTアートの売買で利益が出る場合には、税金がかかってくるので気をつけて下さいね。
NFTアートの出品に費用はかかるの?
NFTアートの出品自体には費用はかかりません。でも、初回の出品の際にガス代(手数料)がかかってくるため、イーサリアム(ETH)を購入しておく必要があります。
このガス代は時間によって変動するので、一概には言えませんが、2022年時点では約30ドル程度でした。
出品の際には、余裕をもって資金を準備しておきたいですね。
NFTアートの出品は未成年でもOK?
NFTアートの出品自体は何歳でも可能です。
ただし、国内の仮想通貨取引所の口座開設は未成年にはできません。
そのため、出品時に必要なガス代を親が用意したり、親の口座・ウォレットから代行して出品したりするケースが多いようです。
まとめ:NFTアートを作成して販売してみよう

というわけで、NFT作成におすすめのアプリの紹介からNFTの出品まで解説しました。
ここまでをまとめます。
- 描画アプリは無料でも優秀なものがある
- まずはNFTを売買する準備をしよう
- OpenSeaならNFT出品は簡単
こんな感じです。
NFTアートは始めるのが難しそうに感じるかもですが、無料アプリで簡単に始められます。
今回紹介した描画アプリを使って、実際に出品してみましょう。百聞は一見にしかず、です。