
「ブログでのライティングってどうやったらいいのかな?伝わりやすい表現や商品の購入につながる文章の作り方を知りたい」
こういった悩みにこたえます。
- ライティングの基本の型を2つ紹介
- BEAFの法則とPREP法の具体例
- 大切なのは繰り返し練習すること
伝わりやすく文章を作ることって難しいですよね。僕も最初は自己流で書いていて自分で読み直してもイマイチな文章でした。
実は、ライティングの『型』を知ると、誰でも伝わりやすく文章を作ることができます。
実際に、僕もライティングの『型』をいくつか知ったことで、かなり文書が作りやすくなりました。
この記事では、ブログ記事で使いやすいライティングの『型』を2つ紹介します。
読み終えることで、あなたのブログ記事の中で相手に伝わりやすい表現として修正すべき点が見えてくると思います。
それでは、さっそくお読みください。
目次
ブログはライティングの型で書けば伝わりやすい
ブログの記事ってどうやって書けば読者に伝わりやすいのか、悩ましいですよね。
初心者のうちは、変にオリジナリティを出そうとするよりも、既存のライティングの型に当てはめながら文章を構成すべきです。
先人たちが試行錯誤しながら築き上げてくれた『型』は、相手に伝わりやすく・商品を売りやすい表現を作れるからです。
たとえば、ライティングに関する書籍を一冊購入して、まずは紹介されているライティング術を真似しながら書いてみましょう。
自分で書いた文章よりも『型』に当てはめて書いた文章の方が分かりやすく書けると思います。
ブログで使える2つのライティング術
ライティングの型はたくさんありますが、ブログ記事で使いやすいものを2つ紹介します。
①:BEAFの法則
②:PREP法
BEAFの法則

BEAF(ビーフ)の法則とは、商品を売るための文章構成として使用されることの多いセールスライティングの法則です。
読者の疑問・不安を解消したうえで商品の購入へ誘導するために有効であるといわれています。
①:Benefit(購入のメリット)
②:Evidence(根拠・証拠)
③:Advantage(競合優位性)
④:Feature(機能・特徴)
BEAF①:Benefit(購入のメリット)
商品やサービスの購入・登録で得られるメリットを提示します。
最初にバシッとメリットを記載しましょう。
BEAF②:Evidence(根拠・証拠)
商品・サービスをオススメする理由や根拠を提示します。
できるだけ具体的に記載するようにしましょう。
BEAF③:Advantage(競合優位性)
他の商品・サービスとの違いを提示します。
比較から分かるメリットやデメリットを示すのも良いです。
BEAF④:Feature(機能・特徴)
最後に紹介する商品を詳しく紹介することで、読者の疑問・不安を解消しましょう。
読者がどのような疑問を持ちそうなのかを想像しましょう。
PREP法

PREP(プレップ)法とは、相手に分かりやすく伝えるための文章を作成する方法です。
最初に結論を述べることで読者の集中力を高めることができ、訴求力が高いのでセールスライティングでもよく使用されています。
①:Point(結論)
②:Reason(理由)
③:Example(例)
④:Point(再度結論)
PREP①:Point(結論)
まず、話の結論を提示します。
最初に「何の話をするのか」を伝えることで、相手に主張を素早く届けましょう。
PREP②:Reason(理由)
次に、結論に関する理由を説明します。
「なぜなら~」「理由は~」「~だからです。」等のことばで続けましょう。
PREP③:Example(例)
理由に関する具体例を示しながら説明します。
内容によっては具体例を複数示しながら理由を説明していきます。
PREP④:Point(再度結論)
そして、最後にもう一度結論を述べましょう。
最初に提示した結論と同じ内容を少し表現を変えて述べることが一般的です。
ブログで使用したライティングの具体例
それでは、BEAFの法則とPREP法のそれぞれをブログ記事当てはめて使用してみましょう。
例①:BEAFの法則の具体例
①:Benefit(購入のメリット)
②:Evidence(根拠・証拠)
③:Advantage(競合優位性)
④:Feature(機能・特徴)
〇〇は、子育て中のあなたの思い出を色鮮やかに残してくれるスマートフォンです(①:Benefit)。その証拠に、〇〇は子育て中の母親100名へのアンケート調査で写真・動画部門ランキングで1位を獲得しています(②:Evidence)。他社のスマートフォンと比べるとシャッター速度が速く、子どものかわいい仕草を逃しません!(③:Advantage)スマートフォンのカラーは3色、今なら画面の保護シートもプレゼントなのでお得に購入できます!(④:Feature)
こんな感じです。似たような広告をよく見ますよね。
例②:PREP法の具体例
①:Point(結論)
②:Reason(理由)
③:Example(例)
④:Point(再度結論)
子育て中に副業を始めるならブログがおすすめです(①:Point)。なぜなら、パソコンとネット環境さえあれば、時間と場所にしばられずに取り組むことができるからです(②:Reason)。例えば、子どもが起床する前の朝の時間や子どもがお昼寝をしている時間などちょっとしたスキマ時間を見つけて作業できます(③:Example)。子育て中はどうしても時間がとりにくいですが、スキマ時間で取り組めるブログは主婦のあなたにおすすめです!(④:Point)
慣れてくると、会話の中でも使いやすい表現方法なので、話し方も上手になっていきますよ。
その他のブログでのライティングのコツ

ここまでBEAFの法則とPREP法をライティングの型として紹介してきました。
その他にも意識するとブログ記事の内容が伝わりやすくコツを3つ紹介します。
①:図解の活用
②:箇条書きの使用
③:Call to Action
コツ①:図解を活用して『見て分かる』記事
ブログ記事では分かりやすい文章で記載することに加えて、図解を効果的に使うと良いです。
図解することで読者の注意を引きつけることができ、素早く内容を理解してもらうことができることが理由です。
ブログは『パッ読んで理解できる』ということが重視されますので、図解を含めながら解説すべきです。
コツ②:箇条書きで要点を強調
読者に伝えたい内容や強調したい内容については箇条書きをうまく使用すべきです。
なぜなら、箇条書きは要点が整理されているため重要な部分を特定しやすく、読者の記憶に残りやすくすることができるからです。
特にブログのように流し読みされるような文中には箇条書きを戦略的に使用すると良いと思います。
コツ③:明確なCall to Action
Call to Action(コール・トゥ・アクション)とは、読者にとってもらいたい行動を促す言葉です。
記事の最後のセクションとなる「まとめ」では、具体的な行動を明確に示しましょう。
- 「今すぐに登録しましょう!」
- 「さっそく購入してお試しください!」
- 「この機会に試さないと損ですよ」
上記のように具体的に行動を伝えることで、読者の背中を押すことができます。
まとめ:ライティングの型で伝わりやすい文書へ
この記事では、『ブログ記事で読者に伝わりやすいライティング術』をテーマに解説しました。
ここまでをまとめます。
- 初心者のうちはライティングの型に当てはめて書くべき
- BEAFの法則やPREP法はブログに使いやすい
- 繰り返し使うことで自分のものにしよう
ライティングスキルは一朝一夕で身につくものではありません。
繰り返し型に当てはめながら自分の伝えたいことをライティングすることを繰り返して、自分の中に表現の型を染み込ませる必要があります。
会話の中で自然とPREP法などが使えるようになると、あなたの発言も伝わりやすくなってくると思います。
ぜひ、繰り返し練習してきましょう!