「NFTをハッキングから守りたい。でも、どうしたらリスクを下げられるのかな?」
こういった疑問にこたえます。
- ハードウェアウォレットが必要な理由
- 購入すべきハードウェアウォレット
- ハードウェアウォレットの使い方
せっかく購入したNFTがハッキングにあって全て盗まれてしまったら悲しいですよね…。
ハッキングからの防御力は「ハードウェアウォレット(Ledger Mano)を使う」ことで格段に上げられます。
最近では、CryptoNija Partnersが大成功したこともあり、日本人のウォレットが詐欺師から狙われています。
「実際に、Twitterなどでは『盗まれた!』と悲鳴があちこちで…」
MetaMaskで複数のウォレットを作って管理している人も、それだけでは防御があまいです。
大切なNFTをハードウェアウォレットを使ってしっかりと守りましょうね!
- Ledger NANO X(23,937円)
- Ledger NANO S PLUS(11,549円)
- Ledger NANO S(8,990円)
「僕のおすすめはLedger NANO S PLUS。NANO Sだと容量が少ないので…」
目次
NFTのハッキング対策にハードウェアウォレットが必要な理由
メタマスクなどのホットウォレットは、ハッキングされるリスクが高いからです。
MetaMaskの複数運用だけでは危うい
ハッキングの対策として、MetaMaskで複数ウォレットを管理している人も多いのでは?
複数のウォレットを作って、普段メインで使うウォレットと、NFT保管用のウォレットを分けるわけですね。
普段、メインで使っているウォレットは、様々なサイトに接続してかなりのリスクに晒されています。いつ危ないリンクを踏むか分からない…。
なので、最悪ウォレットをハッキングされても最小限のダメージで済むように、中身を分散管理するわけです。
「まだ分散管理していない人は、今すぐ上のリンクを見ながらウォレットを作ろう!」
いくら分散管理しても、MetaMaskは危険です。
MetaMask=ホットウォレット
ホットウォレットとは、インターネットに接続している状態で使用するウォレットです。
なので、あなたのPCがハッキングされて遠隔操作がハッカーから可能となると…全部盗まれます。
「めちゃくちゃ怖いですよね」
だからこそ、インターネットから切り離されたオフラインにあるウォレット(コールドウォレット)。すなわち、ハードウェアウォレットが必要なわけですね。
それでも、ハードウェアウォレットを使わない人が多い
ここまで怖さを知っても、ハードウェアウォレットを使わない人は多いです。
「怖さは分かったけど、自分は大丈夫っしょ!」って思う人が多い。実際、過去の僕もそうでした。
でも、CryptoNinja Partners (CNP)が大成功して、海外のハッカーたちがNFT初心者の日本人をカモにし始めています。
Twitterで「CNP ハッキング」とかで検索してみてください。結構出てきますよ。
ハードウェアウォレットを使わないのは、たとえば「戦場に裸でいく」くらい危険です。
NFTやweb3界隈は新興市場なので、悪い人もそれなりにいます。そして、彼らは巧妙です。
しっかりとハードウェアウォレットで自衛しつつ、ちゃんと気を付ければハッキングのリスクはかなり下げられます。
「なので、絶対に導入したほうがいいですよ!」
購入すべきハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットで有名なのは「Ledger NANO」と「Trezor」です。
この記事では「Ledger NANO」を紹介しますね。日本人での利用者も多いので、初心者にオススメです。
買い方や使い方を解説する前に、安全な買い方を解説します。これが非常に重要です。
Ledger NANOは新品を買う
Ledger NANOはAmazonやメルカリなどで中古も購入できます。しかも、そちらの方がちょっと安かったり…。
でも、絶対にAmazonやメルカリで買っちゃダメです。
購入したハードウェアウォレットが中古品で、誰かがウィルスを仕掛けていたら…。
「ウィルスで中身を全部盗まれちゃうかも..」
地獄のようですね。
Ledger NANOの買い方
安心して買えるのはLedger公式ストアやハードウェアウォレットジャパンです。日本語にも対応しています。
実際に僕も購入して利用しているので安全性は信じて頂いてOKかと。
Ledger NANOの種類
Ledger NANOは3種類あります。
- Ledger NANO X(23,937円)
- Ledger NANO S PLUS(11,549円)
- Ledger NANO S(8,990円)
僕のおすすめはLedger NANO S PLUSです。
最大の理由は容量の違いです。Ledger NANO Sの容量は320KBしかないですが、Ledger NANO S PLUSは2.5MB!
2500円の差でここまで容量が増えるならお得だと思います。そして、初心者なら2.5MBも容量があれば十分かと。
ハードウェアウォレットに関するよくある疑問
ハードウェアウォレットを購入する前に、以下のような疑問を感じる人も多いはず。
- 紛失したり、盗難されたらどうなるの?
- 壊れたらどうなるの?
- 使い方は難しい?
順番に解説しますね。
Ledger NANOが紛失や盗難された時の対応
ハードウェアウォレットが紛失した場合は、可能な限り早い対応が必要です。要するに、ウォレットの中身を盗まれる前に対処しないといけない。
やるべきことは以下。
- ①:新しいハードウェアウォレットにシークレットリカバリーフレーズを入力して復元する
- ②:ウォレット(MetaMaskなど)の中身を全て別のウォレットに移動する
》MetaMaskで複数ウォレットを運用する方法 - ③:新しいハードウェアウォレットで新しい秘密鍵を生成する
こんな感じです。紛失・盗難された時には、時間との戦いになります。
ハードウェアウォレットは別のものがあればシークレットリカバリーフレーズを入力して復元できます。
でも、別のものを持っていない場合、紛失に気づいてから新しいハードウェアウォレットを購入しなくてはいけません。
この場合、どれだけ急いでも1週間以上は何も対策できないので、危険ですよね。
「もし、盗難だった場合はその間にウォレットの中身が盗まれちゃうかも…」
なので、盗難時に迅速に対応できるように予備用のハードウェアウォレットがあるとさらに安心です。
Ledger NANOが壊れた時の対応
Ledger NANOを買い直して、シークレットリカバリーフレーズを入力して復元すればOKです。
壊れたハードウェアウォレットがその場にあれば、ウォレットの中身が盗まれる危険性は低い。なので落ち着いて対処しましょう。
Twitterなどで「壊れたー!助けてぇ」などツイートすると「データが壊れる前に保護します。シークレットリカバリーフレーズを教えてください」などとDMが来ます。
でも、これは詐欺です。親切に見せかけた詐欺。シークレットリカバリーフレーズは何があっても絶対に他人に教えてはいけません!
Ledger NANOの使い方の難易度
使い方はとっても簡単です。
日本人でも使っている人が増えているのか、使い方もググれば結構でてきますよ。
この記事でも、以下で使い方を紹介しますね。
ハードウェアウォレット(Ledger NANO)の使い方
以下の手順で使います。
- ①:公式アプリ「Ledger Live」をインストール
- ②:MetaMaskに接続する
- ③:NFTをハードウェアウォレットに移動する
順番に解説します。
使い方①:公式アプリ「Ledger Live」をインストール
まずは、公式アプリをインストールしましょう。
Ledger公式アプリ:http://www.ledger.com/ledger-live/
セットアップの方法は、「ハードウェアウォレットジャパン」の記事で詳しく解説されています。
使い方②:MetaMaskに接続する
Ledger NANOはMetaMaskに連携すると手軽に使用できます
MetaMaskを開いて『ハードウェアウォレットの接続』をクリックしましょう。
「でもさ、MetaMaskに接続したらハッキングされるんじゃないの…?」
上記のように思う人もいるはず。でも、大丈夫です。
MetaMaskに接続しても、Leder NANOが生成する「秘密鍵」はMetaMaskに保存されません。
接続すると使いやすくなるだけで、実際に署名したりするときにはハードウェアウォレットでの操作が必要になります。だから安心ですね。
使い方③:NFTをハードウェアウォレットに移動する
通常は以下の手順で使用します。
- MetaMaskウォレットでNFTを購入
- 購入したNFTをハードウェアウォレットに送る
・ハードウェアウォレットで保管
OpenSeaで購入したNFTなら、以下のように簡単にNFTを送れます。
『Transfer』のアイコンをクリック。その後、ハードウェアウォレットのアドレスを入力するだけです。
ハードウェアウォレットの中のNFTを売りたい時は、ハードウェアウォレットを操作してMetaMaskに送りましょう。
難しそうに感じるかもですが、実際にやってみると簡単ですよ。
まとめ:ハードウェアウォレット(Ledger NANO)を使ってNFTを守ろう
というわけで、「ハードウェアウォレット(Ledger NANO)を使う理由・使い方」を解説しました。
ここまでをまとめます。
- ハッキングからNFTを守るには『ハードウェアウォレット(Ledger NANO)が必要
- Ledger NANOは絶対に『公式サイト』から買うべき
- 設定後はLedger NANOにNFTを保管しておくと安心
こんな感じです。
「ハードウェアウォレットに12,000円かぁ…。だったらその分NFT買いたいな」
上記のように思う気持ちも分かります。でも、NFTを盗まれてからじゃ遅いです!
大切なNFTを守るための防御。自衛のためにも絶対に投資すべき。
- Ledger NANO S PLUS:一押し!
- Ledger NANO S:少しでも安く買いたいなら…