こんな人におすすめ
- NFT転売で稼ぎたい
- NFT転売での注意点を知りたい
- ロイヤリティについて学びたい
NFT転売で稼ぎたいと思ったときに、理解しておかないといけないのが「ロイヤリティ(Creator Fee)」です。
ロイヤリティについてきちんと理解しておかないと、NFT転売が成立しても損してしまうかも…。
この記事では「NFTのロイヤリティ」について解説します。記事を読んで、NFT転売でのミスを防ぎましょう。
目次
NFT転売時のロイヤリティ(Creator Fee)とは?
NFT転売時に発生するロイヤリティについて、以下の3つに分けて解説していきます。
- ロイヤリティとは
- ロイヤリティの割合
- ロイヤリティの設定方法
「順番に解説しますね」
ロイヤリティ(Creator Fee)とは
NFTのロイヤリティは、「NFTの転売(二次流通)が成立した場合」にNFTの作成者に入る報酬のことです。
NFT以外の「転売」では、作成者に1円も報酬が入らず売上の低下を引き起こしかねないため問題になることが多いですよね。
しかし、NFTの場合にはロイヤリティによって作成者にも利益が入るため基本的には許された行為となります。
NFTの転売行為には「NFTコレクションの価値が上がりにくくなる」といった側面もあります。
当たり前ですが、該当NFTを売ろうとする人が多いと「需要と供給のバランス」から価値が下がりやすくなってしまいます。
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— 🍺 ikehaya (@IHayato) January 7, 2023
「ガチホ銘柄」の魅力は、ボラティリティ(変動幅)にもある、という話をします。
端的にいうと、「売り板がスカスカ」な状態は、短期トレード勢にとっても魅力的に映るんです。#LLAC がまさにこの状況で、数枚買われるとフロアが10〜20%近く上昇。ガチホ勢にとっても、この状況はワクワクです。 pic.twitter.com/2MDDAMLdAB
ガチホ=NFTを売らずに持ち続けること
上記のように、誰も売らないNFTコレクションは価値も高まりやすく、みんなが売っているコレクションは価値が下がりやすくなるわけですね。
保有したNFTコレクションの価値を上げたいと思うなら、ガチホして応援するのも一つの方法です。
「僕は、基本ガチホしています」
ロイヤリティ(Creator Fee)の割合
NFT転売時に発生するロイヤリティは「NFT本体価格×〇%」といった感じで算出されます。
ロイヤリティの割合はマーケットプレイスやコレクションによって様々で、取引額の5~10%くらいが多いです。
例えば、OpenSea(マーケットプレイス)では、0~10%の間でNFT作成者が自由に決めることができます。
「反対に、ロイヤリティが設定できないマケプレもありますよ」
ロイヤリティ(Creator Fee)の設定方法
OpenSeaを例に、ロイヤリティの設定の仕方を解説しますね。
まず、OpenSeaのホーム画面から【My Collection】をクリック。
その後、移動したページで【Create a collection】をクリックしましょう。
上記のようなコレクションの内容を入力するページにうつります。
- Logo image:350×350で画像を入れる
- Name:コレクションの名前
- Category:Art(アート)を選択
- Creator Earnings:ロイヤリティを設定
- Blockchain:利用するチェーンを選択
「Creator Earningでロイヤリティを設定しましょう」
NFT転売時のロイヤリティ(Creator Fee)が設定できるマーケットプレイス3選
NFT転売時のロイヤリティを設定できるマーケットプレイスは沢山ありますが、ここでは以下の3つを紹介します。
- OpenSea
- Rarible
- Foudation
「順番に見ていきましょう」
マケプレ①:OpenSea
OpenSeaは世界最大級のNFTマーケットプレイスで、国内のNFTのほとんどがOpneSeaで売買されています。
簡単にNFTを作成・出品でき、複数のブロックチェーンに対応しているという点で、まず最初に取引をしてもらいたいところですね。
ロイヤリティの設定も0~10%まで可能です。
マケプレ②:Rarible
Raribleも世界中で使われているNFTマーケットプレイスで、操作がしやすいため初心者でも簡単に利用できます。
独自トークンであるRARIを発行するなど、他のマーケットプレイスとは異なる特徴もあります。
Raribleでもロイヤリティは自由に設定が可能です。
マケプレ③:Foundation
Foundationはかつては招待制のマーケットプレイスでしたが、今は誰でも使えるように変更されています。
完成度の高いアート作品が多いことでも有名です。
ロイヤリティの設定も0~10%まで可能です。
NFT転売のやり方【7ステップ】
NFTは以下の7ステップで転売できます。
- 仮想通貨取引所で口座開設
- イーサリアムを購入
- MetaMaskウォレットを作成
- MetaMaskにイーサリアムを送金
- OpenSeaでアカウント作成
- NFTを購入
- NFTを転売
詳しくは、「NFT転売の始め方・やり方」の記事で解説していますので、ぜひお読みください。
NFT転売のやり方・始め方とは【半年で200万円稼いだ経験も公開】NFT転売の下準備
今まで仮想通貨を保有したことがない人は、NFTを購入する前に仮想通貨を買って慣れておきましょう。
bitFlyerならNFT購入に必要なイーサリアムを1円から購入できます。
自分の予算の範囲で無理なく投資できますし、購入した値段以上に損することはないので安心して始められますよ。
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NFT転売用に二次流通でNFTを買う際の注意点
NFT転売用に二次流通でNFTを買う際には、以下の3点を注意しましょう。
- 公式URLから購入する
- 購入後も詐欺対策が必要
- 必ず儲かるとは限らない
「順番に解説します」
注意点①:公式URLから購入する
NFTを購入するときには、必ずリンク先が公式URLかを確認しましょう。
なぜなら、偽のサイトに誘導してフィッシング詐欺にあう事例が少なくないからです。
基本的に、TwitterなどのDMやリプライで送られてくるURLにアクセスしないようにするのが安全です。
公式サイトやDiscordコミュニティの公式リンクから、NFTを購入すると良いと思います。
注意点②:購入後も詐欺対策が必要
NFTを購入した後も、詐欺には気を付けないといけません。
NFTが入っているウォレットを詐欺サイトに接続してしまうと、中身が全て盗まれてしまいます。
無料でできる対策として「MetaMaskウォレットの複数管理」があります。
- 購入用:外部サイトに接続するウォレット
- 保管用:仮想通貨やNFTを保管しておくウォレット
上記のように分けておけば、万が一詐欺サイトにウォレット接続してしまっても、被害を「購入用ウォレット」の中身だけに抑えることができます。
「さらに防御力を高めたい人は、ハードウェアウォレットを使いましょう!」
注意点③:必ず儲かるとは限らない
当たり前ですが、二次流通でNFTを購入して転売しても、必ず儲かるわけではありません。
- 仮想通貨の価値の変動
- NFT自体の価値の変動
NFTに関しては上記の2つの要因が絡み合っています。
両方の値動きを見つつ、転売時の価格設定をしていきたいですね。
NFT転売時のロイヤリティ(Creator Fee)に関するよくある質問
NFT転売時のロイヤリティについて、以下のよくある3つの質問に答えます。
- ロイヤリティがかかるタイミングは?
- ロイヤリティも変動するの?
- ロイヤリティの支払いは拒否できる?
「順番にお答えしますね」
質問①:ロイヤリティ(Creator Fee)がかかるタイミングは?
ロイヤリティは、NFTの転売が成立したときに差し引かれます。
- ロイヤリティ:10%
- OpenSea手数料:2.5%
例えば、OpenSeaで上記のような設定だった場合には、転売価格は0.1ETHでも手元に入ってくるのは0.0875ETHになるわけですね。
転売利益を得るためにも、ロイヤリティは事前に計算しておきましょう。
質問②:ロイヤリティ(Creator Fee)も変動するの?
OpenSeaの場合、ロイヤリティの割合はNFT作成者が決めることができます。
そのため、仮想通貨やNFTのように価値が時々刻々と変動するものではありません。
ただし、「本体価格の〇%」という感じで設定されるため、NFTの価値が変動すれば、当然ロイヤリティの金額も変わってきます。
質問③:ロイヤリティ(Creator Fee)の支払いは拒否できる?
OpenSeaの場合、ロイヤリティの支払いを拒否することはできません。
ロイヤリティの割合はコントラクトに組み込んであるので、NFTの売買が成立すると自動的にロイヤリティは支払われることになります。
とはいえ、ロイヤリティを「任意制」にしようとするマーケットプレイスの流れもあるため、今後の動向も追っていきたいと思います。
【NFT転売のロイヤリティ】まとめ
というわけで、NFT転売のロイヤリティについて解説しました。
ロイヤリティについてまとめると、以下のとおりです。
- NFT転売が成立すると作成者に報酬が入る
- 転売価格から決められた割合で差し引かれる
- 転売時の価格はロイヤリティを加味して決めるべき
こんな感じでしょうか。
「NFT転売のやり方や稼ぎ方のコツ」については、以下の記事でも詳しく解説しています。
ぜひ、お読みいただきながら、挑戦してみてください。
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