「NFTを買ってみたいけど、初期費用はどれくらいかかるの?できるだけガス代・手数料を安く購入したいんだけど…」
こういった疑問にこたえます。
- NFT購入のための初期費用
- ガス代・手数料を安くするコツ
- NFTの買い方
NFTを買ってみたいと思うとき、最初に気になるのが「いくらで買えるのかな?」ということではないでしょうか。
この記事では、そのような人に「NFTを始める際の初期費用」について解説します。
結論から言うと、NFTは「NFT自体の金額+ガス代・手数料4,000円ほど」で購入が可能です。
この記事では、NFT購入のための初期費用に加えて、記事の後半で「初期費用を抑えるコツ」についても紹介します。
ぜひ、最後までお読みください。
目次
NFTを購入するときの初期費用
NFTを購入するときには、以下の費用がかかります。
- ①:NFT本体の価格
- ②:取引所からの送金手数料
- ③:NFT購入時のガス代
結論からいうと、NFTを買う時には『NFT本体の価格+2,000~3,000円分くらい』のイーサリアムを用意しておく必要があります。
「それぞれをもう少し詳しく解説しますね」
費用①:NFT本体の価格
NFTは数百円~数百万円まで、値段はピンキリです。
でも、初めて購入するNFTに、いきなり数百万円のものは選ばないですよね。
まず、OpenSea(NFTマーケットプレイス)を眺めて、自分の欲しいNFTを見つけましょう。
2022年下半期の僕のおすすめNFTは以下の記事でまとめているので、もしよろしければご覧ください。
【2022年下半期】国内NFTアートおすすめ11選(ジェネラティブ&個人クリエイター)費用②:取引所からの送金手数料
NFTを購入するためには、仮想通貨取引所からMetaMaskウォレットに仮想通貨(イーサリアム)を送金する必要があります。
この送金手数料として、bitFlyerでは0.005ETH(約1,000円)が必要です。
以下の記事では送金方法を詳しく説明しているので、必要時にお読みください。
【NFTが欲しい!】bitFlyerからMetaMaskのウォレットにイーサリアムを送金する方法費用③:NFT購入時のガス代
NFT購入時には「ガス代」と呼ばれる手数料が必要になります。
ガス代は時々刻々と変動するので、一概にいくらと言えないところが難しいところ。
実際に僕も、「0.003ETH(約600円)」のときがあったと思えば、「0.05ETH(約10,000円)」取られたこともありました。
とはいえ、最近のガス代は「0.005ETH(約1,000円)」もあれば収まることが多いように思います。
「異常に高いときに買わないように注意しましょう!」
NFT購入時の初期費用をおさえるコツ
NFT購入時に必要な初期費用を安くおさえるコツは以下の2つです。
- ①:ガス代の安いタイミングを狙う
- ②:Polygon chainをつかう
「順番に解説しますね」
コツ①:ガス代の安いタイミングを狙う
イーサリアムチェーンで取引があまり行われないタイミングを狙うと、ガス代を安く抑えることができます。
まず、相場を「YCharts」のEthereum Average Gas Priceで見てみましょう。
2021年5月~2022年5月の相場感だと、30ドルくらいのガス代で購入できればまずまずですかね。
基本的には、売買が活発な欧米人が寝ている時間帯が安くなりやすいといわれています。
アメリカが深夜の時間になる日本時間の12:00~14:00くらいがガス代の狙い目かもしれません。
とはいえ、OpenSeaでは24時間取引を行っているので、ガス代の相場を確認してわざわざ高いときに買わないようにしましょう。
コツ②:Polygon chainを使う
「ETH」を「Polygon」に変換することで、ガス代のかからないPolygon chainを利用することができます。
ただし、「ETH→Polygon」の変換時に手数料がかかりますが、ETHのガス代よりも安価です。
とはいえ、ちょっと手続きが増えるので大変にはなりますが、初心者の人でも簡単にPolygonを使えるように以下の記事で解説したので、どうぞ。
【安い】ポリゴンネットワークでのNFTの買い方【スマホでOK】NFTの初期費用に関するよくある質問
NFTの初期費用に関して、よくある3つの質問にこたえます。
- ①:初期費用をかけずに買う方法はない?
- ②:NFTゲームも初期費用がかかるの?
- ③:NFTを売るときにもガス代はかかるの?
「順番にこたえますね」
質問①:初期費用をかけずに買う方法はないの?
基本的に、初期費用をかけずに買う方法はありません。NFT自体の価格が無料(フリーミント)だとしても、ガス代は発生してしまうので…。
1円もお金をかけずにNFTをGETしたいのであれば、Giveawayに参加してみるのも良いかも?
「Giveawayってなに?」って人は、以下の記事もお読みください。初心者にも分かりやすく解説しています。
NFTのGiveaway(ギブアウェイ)の受け取り方・渡し方を初心者向けに解説質問②:NFTゲームも初期費用がかかるの?
NFTゲームでも、NFTを購入する際にはガス代が発生します。
ただし、NFTゲームの中には、NFTを購入しなくても楽しめるものがありますよね。
例えば、Agletなどの歩くことで仮想通貨が稼げるNFTゲームは無料で始められます。NFTはゲームを有利に進めるために必要になるわけですね。
無料でNFTゲームを試してみたい人は、以下のゲームもお試しください。
質問③:NFTを売るときにもガス代はかかるの?
NFTは売るときにもガス代はかかります。この販売時のガス代は、自分で作ったNFTの場合も、買ったNFTを転売する場合にも必要です。
特に、転売するときには購入時の金額に加えて「販売時のガス代・手数料」がかかることを知っておかないと、売れても損するといった事態になりかねません。
基本的には、NFTの取引にはガス代がかかると思っておいて間違いないかと。
【重要】NFT副業の始め方と稼ぎ方【簡単じゃないけどやる価値アリ】まとめ:NFTの初期費用は「NFT価格+約3,000円」
というわけで、NFT購入のための初期費用について解説しました。
ここまでをまとめます。
- NFTの料金の他に手数料がかかる
- 取引所からの送金手数料が約1,000円
- NFT購入時のガス代が約1,000円
こんな感じです。
NFTは本体価格に加えてガス代・手数料が2,000円ほどかかります。
少しでも安く購入するために、ガス代が安いタイミングを狙ったり、ポリゴン版のNFTを購入するのも良いかと思います。
NFTの買い方は以下の記事にまとめてあるので、ぜひトライしてみてください!
》【OpenSea】NFTの買い方 | 初心者向けに5ステップで解説
【NFTの始め方】ビットフライヤーを使った買い方を解説